座右の銘
- 人間を酒害者にしておくほどもったいないことはない。
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行動することが断酒継続の糧となり、行動する量が断酒の質を決める。
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酒害を恨んではいけない。酒を止めてさえいれば、酒害に感謝する日がきっと来る。
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今日一日断酒に全力を尽くそう。昨日はもうないし、明日はまだ来ない。
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過去は取り返せない。未来はわからない。今日一日断酒すること以外、何がある。
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断酒を始めるには理屈はいらないが、断酒を続けるには哲学が必要だ。
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この道より我を生かす道なし、この道を行く。
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今日飲めば、明日はもっと苦しくなる。今日我慢すれば、明日はきっと楽になる。
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酒を止めることがなぜ恥ずかしいのか。止められないことの方が本当は恥ずかしいのに。
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断酒には免許皆伝もなければ、達人もいない。
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酒を止めるだけだったら、断酒会はいらない。酒を止め続けるために断酒会が必要なのだ。
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格好良く断酒しようと思うな。嘘のベールを脱ぎ、裸にならなければ断酒は成功しない。
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断酒会は宝の山。しかし、通い続けなければその宝は見つからない。
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どん底を見た人は酒を止め、どん底が見えない人は飲み続ける。
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断酒の道は遙かに遠い。しかし、その入り口はすぐそこにある。それは今日一日断酒することである。
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継続は力であり歴史である。それが後ろから来る人の道となるのだ。
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酒を飲み続けることはできないが、酒を止め続けることはできる。
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断酒は、自分が酒害者だと認めることから始まる。
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健康や信用を回復するために断酒するのではない。断酒することそのことが目的なのだ。
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自分は酒害者でないと言い張っている人は他人から指差され、自分は酒害者だと心から認めている人は他人から酒害者だったとすら言わ
れない。
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命を賭けて飲んできた酒だ、命を賭けて止め抜こう。
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明日から止めるという言葉は酒害が言わせる言葉。今日止められない酒なら、明日だって止められない。
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一人が着実に断酒を実行することが、やがて万人の断酒人を生むことになる。
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断酒するということは、開拓することである。
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断酒生活とは酒に代わるものを見つけて安定することではない。それは人生を生きるのに、酒のいらない生き方があるのだと体験するこ
とである。
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断酒は車の運転と同じ。昨日まで無事故だからといって、今日も無事という保障はどこにもない。
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私たちはもはや、みじめな酒害者ではない。私たちは今や、誇り高き断酒家である。
以上